イングランド南部サセックス州の中心部、なだらかな丘陵地帯と白亜質の土壌がちょうど出会う場所に、ラスフィニー・ワイン・エステートはあります。家族経営の栽培農家であるラスフィニーは、同時にヴィンテージ・スパークリングワインの生産者でもあります。​

北アイルランドの蒸留の歴史は18世紀後半にまでさかのぼります。ヒンチ蒸留所はこの伝統を受け継ぎながらも革新的な挑戦を続けてきました。起業家であるテリー・クロス博士によって設立されたヒンチ蒸留所は、こだわりのスピリッツ製造によって瞬く間に世界的な人気を獲得しました。

設立直後のパンデミックを乗り越え、ヒンチ蒸留所のスピリッツは現在30カ国以上の市場で手に取ることができます。北アイルランドの息をのむような自然と古代の遺産が、ウィスキー作りに反映されています。「この土地の荒々しくも美しい景色を体現するウィスキーを作るためには、慣習にとらわれないやり方が必要だったのです」とクロス博士は語ります。

ヒンチ蒸留所は「持続可能性への貢献」を理念として掲げています。製造過程のあらゆる面で、環境への影響を最小限に抑える工夫を見ることができます。地元産の穀物の使用から再生可能エネルギーによる課題解決まで、次世代のためのより環境にやさしい未来づくりに全力を注いでいます。

とくに包装については革新的な取り組みを行っています。パートナー会社との提携や自社開発を通じて、天然資源をもとに作られる包装素材の使用を大幅に削減したのです。

ヒンチ蒸留所のラインナップの核となるのが、極上のウィスキーたちです。卓越した味わいを誇るウィスキーの中でも、スモールバッチ・バーボンカスクと5イヤーズダブルウッドは熟練の技が輝く逸品です。一口味わえば、トフィーの甘み、シトラスの刺激やモカのビター感まで、独特な風味が強く記憶に残ります。

ヒンチ蒸留所でマネージング・ディレクターを務めるファーガス・マーフィーが、日本のウィスキー愛好家に向けてフードペアリングをおすすめしています。

「スモールバッチ・バーボンカスクは、繊細な味わいの刺身や魚介のグリルにぴったりです。5イヤーズダブルウッドは、和牛や天ぷらなどこってりした料理と合わせることをおすすめします。ウィスキーのスパイスやモカの香りが際立ち、忘れられないような食体験になるでしょう」

卓越したウィスキーを生産し、世界中の消費者にその素晴らしい味わいを届けている企業はヒンチ蒸留所だけではありません。

英国の食品や飲料は、伝統を受け継ぎつつ革新的なアイデアを取り入れることによって、驚くような食文化を生み出しています。スコットランドの潮の香り、ウェールズに広がる丘陵地帯で育てられたラム、サマセットの緑豊かな田園地帯。生産地をたどり、食料がどのように作られているのかを知れば、本物の味わいと生産者の誇りを食卓での一口から感じることができるでしょう。

ヒンチ蒸留所についての詳細はこちら、GREAT Food and Drink Campaignの詳細についてはこちらからご覧いただけます。